投稿

御神楽岳 つばくろ尾根

イメージ
御神楽岳は、緑色凝灰岩のゴルジュの造形美、楚々とした白いスラブ群、まさしく大和撫子の如き山である。しかしミカグラは決して奥ゆかしい美しさばかりではない。冬期の豪雪は相当に厳しく、白無垢を纏ったミカグラ東面の姿は拝むことさえなかなか叶わない。

苧巻岳

イメージ
双耳峰といえばどこの山を思い浮かべるだろうか。鹿島槍ヶ岳や谷川岳、燧ヶ岳などの一級品の山々だろうか。もしくは、二岐山や筑波山のような里に近い山だろうか。海谷の阿彌陀山や赤沢岳西尾根Ⅲ峰などと答えたならば、偏屈な登山者に違いない。いずれにせよ双耳峰とは、そのシルエットがキュートでチャーミングな存在である。

志津倉山

イメージ
志津倉山は美しいブナ林をお手軽に楽しめる親しみやすい山である。伝承や巨木、岩壁など見所も多く、新緑や紅葉も逸品だ。山遊びとしても、ハイキングに沢登り、岩登りに山スキーと多彩に楽しめ、実は氷も楽しめる。会津の山岳会の志津倉山氷瀑の記録には「しょぼい!」「しょん○ん氷だ!」などと記載があり、実に好ましい。たとえどんな氷だったとしても、季節やルート、遊び方を変えて何度も同じ山に足を運ぶことで、山登りに深みが増すことは自明の理である。

鬼が面山 只見沢 肩ノ沢右俣

イメージ
オニガツラ東面の沢の中で、初めに遡行したい沢が前岳に突き上げる肩の沢右俣だ。肩の沢右俣は技術的な難易度が容易であることに加え、只見沢の最奥の支流にあたるので、オニガツラの概念を把握するのに最も適している。

毛猛山 黒又川 中岩沢 中ノ沢

イメージ
毛猛山一帯の地形図を見ていると、自然と目尻は下がり口角は上がってくる。過密な等高線と蛇行した水線が記される地形図は、眺めるだけでも目眩がしてしまいそうだ。登山道はほぼ無く、黒又川ダムと鉄壁の藪の要塞に立ち塞がれた山塊は伏魔殿と呼んでも差し支えないだろう。そんな毛猛の中でもひときわ存在感を放っているのは黒又川中岩沢だ。アプローチが難しい立地環境に加え、核心部と思わしき場所は息が詰まりそうな閉塞感を醸し出している。地形図上に刻まれた苛烈な皺は、この目で実際に覗きに行かねばならない。中岩沢には西ノ沢、中ノ沢、東ノ沢とありどれも興味深いが、毛猛山にダイレクトに登り詰める中ノ沢に潜り込むことにしよう。

浅草岳 幽の倉沢

イメージ
鬼が面山東面にあたる只見沢には情熱を注いでいる。しかし只見尾根を挟み浅草岳南面の沢にはあまり足を延ばしていない。ついオニガツラの魔力に誘われ只見沢に入ってしまうが、南面の沢も魅力的なのは只見尾根から裏の沢を見るだけでもよく分かる。しかし南面のその他の沢は目視できず実態はよく分からない。沢は何本かあるが、地形図に名前があるのは幽ノ倉沢のみである。ひとまず地形図上の幽ノ倉沢を遡行して、尾根を跨ぎ隣の沢を下降してみるとしよう。

浅草岳 只見沢 ム沢

イメージ
ム沢は只見沢の源流をなす沢で、浅草岳山頂にダイレクトに突き上げている。遡行すべき理由は説明不要だろう。